[連載]Youtubeで写真の撮り方を伝授!光の魔術師と呼ばれる男に話を聞いてみた

オラ!コモエスタ!エスパニョール堤です!

今回は、連載企画「Youtuberの明日」の第二回をお届けします。

Youtuberの明日ってどんな企画?って気になる人はこちらをご覧ください。

【企画】「Youtuberの明日」とは?

今や、ユーチューバーもここ2~3年で一気に知名度を上げて、中学生のなりたい職業ランキングにもランクインするほどポピュラーなものになりましたが、その実態は未だに謎に包まれています。

将来なりたい職業ランキング…男子中学生3位に「YouTuber」、2位と1位は? | レスポンス(Response.jp)

ユーチューバーとは一体どんな職業で、どんな人がやっていて、なぜそんなに人気が出るのか?その秘密に迫っていくシリーズです。

そして、第二回のユーチューバーさんは、この方!

光の魔術師の異名を持つ写真家、イルコ・アレクサンドロフさんです!

百聞は一見にしかず、ということでイルコさんの作品をご覧ください!

↓↓↓

 

 

 

息を呑むような写真ばかりです!!

しかも、

全て外国で撮った写真に見えますが、全部大阪や神戸で撮影されたものです。

カッコいいですよね〜!!

 

こんなにスゴい写真を撮るフォトグラファーさんなので、インタビューの前から、「自分はユーチューバーじゃないよ〜」と仰ってましたが、

カメラ・写真の撮り方をメインにしたチャンネルとしては間違いなくトップユーチューバーです。

今回のインタビューで、ブルガリア出身なのに日本でフォトグラファーをやっている経緯Youtubeで大事にしてることなど、を聞くことできました。

 

この記事を読めば、Youtubeでの人気の秘訣はもちろん、なぜイルコ・アレクサンドロフという人間がここまで人を惹きつけるのか、ということがよく分かります!

  • 人気ユーチューバーの裏側、本音が気になる人
  • イルコさんが大好きな人
  • どうすれば人を惹きつけ成功を掴むことができるのか知りたい人

は、必見の記事になってます。

どうぞご覧ください!

 

1、iMovieとiPadのおかげでYoutubeを始められた

iPadにある作品を見せて頂きました

“堤”
早速なんですが、イルコさんがYoutubeに動画をupするようになったきっかけをお聞きしたいです。

2012年頃にupされた2本の動画が一番古いものだと思うんですが。

イルコ
あれは、何かのプロジェクトに参加していて、こんなことをやりますよっていうのを見せたくて友達と一緒にupしましたよ。

もうあの動画は消してもいいんじゃないかと思ってる(笑)

“堤”
ちょっと別物ですもんね(笑)

“堤”
PVって言ったらいいんでしょうか。全くイルコさんが出てこないですよね。

今、配信されてる動画とは全く違いますよね。

イルコ
次に投稿したのは、2014年くらいでメイキングをupしてました。

これも、自分が喋ったりするんじゃなくて、1-2分の短い動画だったね。

“堤”
結構な数をupされてますよね
イルコ
元々、Youtubeをやるまでは、機材の説明とか撮影風景の様子を自分のブログやホームページで解説してました。

Youtubeをやろうと思ったのは、動画でやった方が見せやすいだろうなと思ったのがきっかけかな。

“堤”
機材や撮影方法の解説は動画の方が分かりやすいですよね。

すぐに解説動画をupしなかったのは理由があるんですか?

イルコ
ずっと先延ばしにしてた(笑)

動画の編集はできないし、めんどくさいし、全然違う世界だし、

またいつかやろう、またいつかやろう、って(笑)

“堤”
先延ばしにしてたんですね!(笑)
イルコ
ただ、動画は残してました。

iPhoneで短い撮影風景を撮ったりして、いつか使えるんじゃないかって。

で、本格的に動画をやろうという一番のきっかけは、、、

iMovieかな?(笑)

“堤”
え?iMovieですか?(笑)
イルコ
これはヤベーぞ!簡単にできるぞ!って(笑)

これならiPadでできるぞ!って。

それで一度、作ってみました。

“堤”
iMovieのおかげで先延ばしを終わらせれたんですね!(笑)
イルコ
自分の写真をWEBサイトにupすると、「どうやってこんな風に撮るんですか?」という質問が多かったんだけど、

毎回説明するのがめんどくさいし、(苦笑)

動画はすごく分かりやすいから、iMovieのおかげで「これ見てください」って言えるようになった。

“堤”
元々、教えるってことはやってみたかったんですか?
イルコ
元々は先生みたいなことをやりたいってことはなくて、求められたからやるようになったって感じですね。

神戸の灘 / 摩耶埠頭で撮影

2、カメラとの人生は日本で始まった

イルコさんのプロフィールには、

  • ブルガリア出身
  • 学生時代まではカメラに全く無縁
  • 日本の大学に進む

と、気になることが書いています。

今は日本で活躍中のフォトグラファーさんですが、そこに至るまでの経緯をお聞きしました

カメラにも日本にも興味はなかった

“堤”
イルコさんは学生の頃に初めてカメラを触って、そこからのめり込んでいったというのをお聞きしたんですが、振り返って頂けますか?

イルコさんはブルガリア出身ですよね。

イルコ
子どもの頃からずっと「他の人と違うことをやりたい」という気持ちがあって、

今、ココにいる理由も、それが繋がっていってると思います。

例えば、ブルガリアの経済の大学に行ったけど、

第二外国語が必要で、その時に日本語を選びました。

だいたい、みんなドイツ語とかロシア語とか役に立つ言語を選ぶんだけど。

“堤”
日本語学んだきっかけはそこですか!?
イルコ
人と違うことをしたかっただけ(笑)

だから、大学でたくさん生徒がいる中で、日本語を勉強してるのは二人だけ。(笑)

“堤”
二人!(笑)
“堤”
元々、日本語が好きだったわけでないんですね!

イルコ
そうそうそう。

ただ、日本語を学びながら日本の文化の面白さ、美しさにハマっていきました。

だから、もう1人のクラスメイトも頑張ってたけど、どんどん難しい勉強を進めていって、先生とマンツーマンだった(笑)

そのあと、2006年だったかな。

日本の留学の制度で各国の成績優秀者を招待するというのがあって、

日本にも二週間くらい行きました。

“堤”
そのときってまだ写真はやってないんですか?
イルコ
全然全然!(笑)
“堤”
えええ!?
イルコ
なんであんなデカいカメラ使ってるのかわからなかった(笑)

重いし、コンデジあるし(笑)

“堤”
全くカメラに興味のない学生ですね(笑)
イルコ
留学で1つの夢が叶った感じだったけど、

教科書に載ってるような観光の場所しか行けなかったから、また行きたいと思ってました。

ブルガリアに帰ってから普通に大学で勉強して、卒業して、修士課程のプログラムで留学をすること決めました。

それが2008年かな。

神戸大学の経営学部の人的資源管理に進みました。

そこで2年くらい勉強して、カメラを買いました。

だから、カメラを始めたのは2010年かな。

“堤”
そこでカメラが出てくるんですね!
イルコ
自分は日本という面白い場所にいるから、それを友達に見せようと思って、買いました。

“堤”
ものすごく軽い気持ちで始めたんですね。

そこからどんどんカメラにハマっていったんですか?

イルコ
そうそうそう。

でも、最初はじめたときは、

「俺、背景ぼかして天才!」みたいな感じだった。

「なんで俺はこんなにうまいんだろう」って思ってた(笑)

“堤”
(笑)
イルコ
でも、少し時間が経てば、

「これ誰でも撮れるやん」って分かって(笑)

そういう浮き沈みがあって、ハマっていった。

“堤”
その頃は仕事にしようとかは思ってないわけですよね?
イルコ
全く思ってない。

ずっと写真は趣味だった。

神戸大学の勉強は自分では面白くないなと思ってて、関西学院大学に面白そうなのがあったから、そこに移って、MBAの勉強もしました。

その頃にカメラを本格的にやるようになった。

“堤”
普通に学生生活を送りながらカメラをやっていったんですね。
イルコ
大学の授業以外の時間は全部写真を撮ってましたよ。

6:00-9:00は撮影やって、

9:00-19:00は大学で授業受けて、

19:00から終電まで撮影する

みたいな生活をしてました。

“堤”
全然、普通の学生生活じゃなかった!(笑)

どっぷりカメラにハマってたんですね。

イルコ
学に行くときは機材を持って行ってたから

「お前、勉強してんの?」って感じだった(笑)

神戸の灘 / HAT神戸で撮影

フォトグラファーになろうと思ったことはない

“堤”
そこからフォトグラファーになろうと思ってなったんですか?
イルコ
全然思ってない。

普通に楽しかっただけ。

写真をupすると自然に拡散していったし。

その頃、プロカメラマンとかは好きじゃなかった。

“堤”
そうだったんですね!

何か理由があるんですか?

イルコ
ある写真家さんはポートフォリオレビュー※をしてくれる機会があって

「この撮り方、ないんですよね」
「女性の顔に影をつけるなんて」
「影が固すぎるし、こんな写真は日本ではよくない」

って言われた(苦笑)

ポートフォリオレビュー・・・プロの写真家や出版社、美術館のキュレーターや写真の専門家に写真を見てもらう催し。レビュアーから約20分ほどの時間で評価を受ける。高い評価を得られた場合は、仕事を掴む可能性があり、写真家が自分の才能を売り込む場となっている。

“堤”
全く認めてもらえなかったんですね
イルコ
批判されるときにその批判を受けるか受けないかは自分次第だけどね。

その頃、日本では外やロケで使えるようなアクセサリーがほとんどなかったから仕方がないところもあったと思うけど、自分としては光を使ったこの撮り方は「流行るんじゃないかな」って思ってた

だから、むしろもっと激しい、ドラマチックな環境で撮ったりとかするようになりました

逆に、もしその頃に有名な人のマネしていたら、その人たちと同じような写真しか撮れなかったと思う。

“堤”
自分のスタイルを貫いて、写真をupし続けたんですね。

その時もまだ仕事としてやってるわけではないんですか?

イルコ
小さな依頼は来てました。
“堤”
けれど、まだ「フォトグラファー」としては名乗ってなかった?
イルコ
名乗ってなかったです。

求めてくれる人が増えたらいいかなと思ってたから。

美容室の写真を撮って欲しいとか、結婚式撮って欲しいとか。

はじめに結婚式の依頼をもらったときは、

「カメラはじめて時間もそんなに経ってないけど、それでもよければ喜んで。」

みたいな感じで受けてました。

「ブライダルカメラマン」じゃないからね。

“堤”
そういうスタンスだったんですね。
イルコ
じゃないと、ライダルカメラマンにも、依頼をくれた人にも失礼だなと思ってたしね。

そこから「じゃあ、私も撮って欲しい」っていう依頼も増えて、自然な感じで広がっていったかな。

自分にとっては、それがすごくいい練習になった。

“堤”
そのときはまだ大学生で、少しずつ少しずつ地道に広がっていったんですね。
イルコ
実は自分で仕事の営業というのはやったことがないです。

というか、やりたくない(笑)

人見知りなんで(笑)

“堤”
そんな風には全く見えないですけどね(笑)
イルコ
今までもモデルさんに撮らせてくださいって言ったことない。

というか、言いたくない(笑)

仕事の場合も、「仕事させてください」じゃなくて、

「興味があれば撮りますよ」っていう感じのスタンスで、

少しずつ増えていった。

大阪の淀川河川敷で撮影

内定決まってたけど、貯金2万円で就職活動をやめる

“堤”
その流れで大学卒業後にはフォトグラファーになった感じですか?
イルコ
いや、その時はまだ迷っていて、

大学を卒業するときはMBA持ってたから、いい企業に入れるし、

真面目に就職活動してましたよ。

今でも、大学の先輩には「なんでカメラやってるの?」って言われるし(笑)

でも、日本で外国人一人でカメラだけでやっていくのはさすがに大変だから、

悩みました。

“堤”
確かにそうですよね、、、
イルコ
受かった企業もあったから、仕事して、2-3年しっかり働いて、貯金をしてからカメラに集中しようかなってことも考えてた。

ただ、実際に決まってから「これ自分のやりたいことじゃないなー」と思った

会社に入ったら、きっと疲れて写真をやらなくなるなと思った。

じゃあ、写真をやるなら思い切りいこうかと決めて、

内定も就職活動自体も全部やめた。

“堤”
エスパニョーーーーーーーール!

そこで思い切るんですね!

いやーすごい!

異国の地で勝負を賭けましたね〜!

もし自分がスペインで、フリーランスでWEBのライターやろうと思うと怖くて、怖くて仕方がないですね(笑)

イルコ
貯金は2万円くらいしかなかったから、まぁまぁ不安でした(笑)

仕事結構来てた時もあったけど、月に収入はゼロのときもあった(笑)

“堤”
収入、ゼロ(笑)

じゃあ、バイトしていたんですか?

イルコ
バイトはしなかった(笑)

写真撮れなくなるでしょ?

それが自分の中のルールみたいな感じ。

マクドでバイトしてたら、写真撮る時間なくなるから(笑)

でも、仕事がない時間すごくよかった。

“堤”
それはどういうところですか?
イルコ
例えば、仕事がいっぱい来てるときにホームページ作れないでしょ?

「仕事ない!ヤバい!」って悩むんじゃなくて、

「今は仕事をもらうための仕組みを作ろう」って行動してた。

MBAも持ってたし、マーケティングとか集客のことを考える時間を作れた。

“堤”
なるほど!

そのときには、そのときにやれることを積み重ねたんですね!

イルコ
元々、仕事くださいって営業はしないからね(笑)
“堤”
(笑)

神戸のハーバーランドで撮影

3、「ユーチューバー イルコ」に話を聞いてみた

ここまででイルコさんがどんな人かを知ることができました。

自分のいいと思ったものを貫き、やりたいことに全部を捧げる生き方はとてもカッコいいですよね。

次にこの企画のテーマであるユーチューバーとしての活動についてお聞きしました。

 

Youtubeでイルコがやってる差別化

“堤”
フォトグラファーになるまでを振り返って頂いたのですが、この企画の本題である「ユーチューバー」の部分に触れていこうと思います。

ユーチューバーさんに聞くような質問をしてもいいですか?(笑)

イルコ
いいですよ(笑)
“堤”
Youtubeでは語ってらっしゃることですが改めて撮影で使ってる機材を教えて頂けますか?
イルコ
カメラはCanonの1DX、5D MarkⅡ、70D

それとiPhoneも使います

レンズが135mm24mmですね。

“堤”
編集ソフトはiMovieですか?(笑)
イルコ
今は違います(笑)

filmoraを使ってます。

“堤”
それは知らない編集ソフトですね!

チェックしてみます!

“堤”
Youtubeで何か特別に気をつけてることはありますか?
イルコ
Youtubeでも他の人と違うことをしたいと思ってる。

例えば、ユーチューバーでロケで135mmで撮ってる人はいない(笑)

“堤”
確かに!ユーチューバーさんって普通は室内でやりますよね。

場所の紹介とかで自撮りしながらの動画はありますけど、

10万円以上するボケ味がめちゃくちゃ綺麗なレンズを使って、わざわざ外に出て動画を作ってる人は少ないですよね。

みなさん、ある程度綺麗な画質で撮れたらいいって感じだと思います。

イルコ
雨のときも風のときも、ロケで撮ってますよ(笑)

大雨でも関係ねぇ!

嵐が来てても関係ねぇ!

イルコ
「雨の写真の撮り方」の動画を、部屋の中で撮るのは、、、ね?(笑)

“堤”
そうですけど、この雨の中で傘を捨てて撮影する動画は観てる方がマイクとかカメラとか、イルコさん風邪引かないかなとか心配になりましたね(笑)
イルコ
人間は防水だから大丈夫(笑)

カメラとストロボはちゃんと守ってあげないとね。

 

一緒にメディアを育てていきたい

“堤”
イルコさんから見て、Youtubeってどういうメディアですか?
イルコ
拡散しやすいと思います。

似たような内容をそれぞれのメディアで発信したりもしたけど、リーチしやすいです。

“堤”
今はイルコさんにとってはYoutubeがメインの媒体ですか?
イルコ
うーーん、そうでもないかな。

それぞれ全然違う発信をしてるから。

Facebookだったら、モデル俺シリーズとかね。

“堤”
あの企画、大好きです!

イルコ
かっこいい作品の写真ばかりupしてると、

「こいつ近づきにくいな~」

ってなりかけてたことはあります。

だから、楽しいやつって分かってもらえるようにというのもあってやってます。

“堤”
今だと、関西弁を出してたりしますもんね(笑)

イルコさんのYoutubeは写真の撮り方だけじゃなくて、新発売のカメラのレビューやカメラの選び方の動画もあって、見てる人のニーズに応えていると思いますね。

コメントにある質問が、次の動画に反映されたりして、Youtubeではすごく距離感の近さを感じます。

イルコさんのチャンネルはすごくコメントが活発ですよね。

イルコ
読んでて勉強になるコメントも多いね。

コメントしてくれても返事ができないときに、誰かがそれに返信してくれたりもあります。

上から教えるような感じではなくて、一緒にこのチャンネルを盛り上げよう、作ろうって感じにしてます。

だけど、どのメディアもカメラ関係のメディアにしたいとは思ってます。

“堤”
じゃあ、ゲーム実況とかはしないんですね?(笑)
イルコ
しないです(笑)

ちなみに、視聴者は男性が95%で30代前半が一番多いです。

Facebook、Instagramも65%くらいが男性、、、

女性が全然いない、、、

どうにかしてくださーい(笑)

“堤”
QOLHacksでちょっとでも女性が増えるように宣伝させて頂きます!(笑)

 

好きなユーチューバーは「しばたー」

“堤”
イルコさんは好きなYoutubeチャンネルってありますか?
イルコ
「しばたー」が好き(笑)

“堤”
しばたーが好きなんですか???(笑)

(大爆笑)

“堤”
最近、話題になりましたよね
イルコ
あれ、めっちゃ面白かった。

※しばたー vs 漢事件・・・TV番組でも活躍中のハードコアラッパー・漢 a.k.a. GAMIさんが、しばたーさんにコラボのオファーを送ったところ無視され、その旨を「死ぬほど腹が立った件について」という動画に載せてYoutubeにupしたことが発端。双方、Youtubeの動画でやり取りをしながら、ヒートアップしていく様子が話題になった。

こちらの記事に詳細がまとめられてるので、気になる方は読んでみてください。↓↓↓
「漢 vs シバター」前代未聞のラッパーとYouTuberの騒動、ファン暴走で終結 – KAI-YOU.net

“堤”
しばたーさんのどういうところが好きですか?
イルコ
やり方が賢すぎるなと思う。

自分のジャンルでもないのに相手の土俵でうまく戦ってるし、内容もすごく凝ってる。

わざと三脚を使わずにグラグラの映像を撮ってる動画とか。

“堤”
あの動画ですね!(笑)

イルコ
直接、正直に言う人が好き。

カメラ業界にも、しばたーみたいな人が欲しい(笑)

“堤”
それはイルコさんじゃないんですか?(笑)
イルコ
ちょっと違うかな(笑)

あとは、動画のクオリティが高い人は好き。

話し方とか、音の質とか、構図とか、

を考えてるチャンネル。

iPhoneで、みんなが横並びになってワーって言ってる動画は、もっと渋いライティングで撮ればカッコよくなるのになって、いつも思う。

 

海外のYoutuberはその辺のクオリティが高い。

日本のYoutuberでちゃんとやってる人は、、、

「瀬戸弘司」はいいと思う。

イルコ
内容も面白くて、音も映像の質も高くて、ちゃんと視聴者のこと考えてる。
“堤”
イルコさん、めちゃめちゃYoutube好きですね(笑)
イルコ
あとは、

「佐々木あさひ」かな。

あのチャンネルはカッコいい。

イルコ
いつか撮ってみたいなぁ、って思ってる。
“堤”
「撮りたい」って目線でユーチューバーを見てるんですね!

面白いですね〜!

 

ユーチューバーは全然楽じゃない

“堤”
これからユーチューバーを始める人へのアドバイスを頂けますか?
イルコ
楽だからユーチューバーやりたいって人はめっちゃいると思うけど、

全然楽じゃないね(笑)

“堤”
人気のユーチューバーさんは、ほぼ毎日upしてますよね。
イルコ
「ユーチューバーになりたい」ってだけなら諦めた方がいいと思う。
“堤”
それはどういうことでしょうか?
イルコ
やりたいこと、面白いことを見つけてからYoutubeやった方がいいと思う。

「ユーチューバーやりたい」だけだったら、無理だと思う。

ゲームが好きで、カメラが好きで、ってなんでもいいから、

好きなものをこうやったら面白く見せれるんじゃないかっていうのがあれば、Youtubeをやってみるといいと思う。

何か実績を作ってからやれたらもっと増やしやすいし、見てもらいやすい。

それでも楽じゃないけど(笑)

“堤”
なるほど!

そもそもこれっていうのがなかったら、やってみてはみるもののネタ切れになったり、再生回数伸びなくてやめちゃったりしそうですもんね。

イルコ
そうそう、今よく考えてみたら4年くらい前までYoutubeやってなくてよかった。

“堤”
やってなくてよかった???

どういうことですか?

イルコ
その頃にYoutubeをやっていたら、まだ写真も下手だったし、写真を撮る時間は減ってたし、中途半端なものになってたと思います。

動画も自分も。

その頃は写真のことだけ考えてたから、練習する時間もあったし、1日5回、10回撮影もしてたし、

やってなくて幸せだったと思う。

その頃にYoutubeもやってたら、勉強する時間もなかったから、写真のレベルも低かったかもしれない。

そう考えると、今ココにいなかったかもしれないと思います。

“堤”
仕事がなかったときと同じ話ですね。

「そのときにやれることをやる」感覚ですね。

 

スキルを伸ばすためにYoutubeをやる

イルコ
先月、毎日動画をupしたのは理由があって、

結局やらないと進まないなぁと思って(笑)

ずっと引き延ばしにしてたので。

2017年7月は毎日動画をup

イルコ
「できてる人」と「できてない人」の違いは、

「やってる」か「やってない」かの違いだと思います。

結局はね。

1ヶ月間動画をupしてみて、編集もだいぶ速くなりましたよ。

“堤”
ともかく、まずは手を動かせってことですね。

僕もこうやってインタビューの記事を書いたり、メディアの記事を書くことに数をこなすことでスピードが上がりました。

技術とかではなく「慣れ」って感じですね。

イルコ
数をやるしかないからね。

近道はないからね。

自分がYoutubeをやってる理由が、

「コミュニケーション能力が上がる」

というのもあります。

人見知りなんで(笑)

はじめの頃の動画はだいぶひどいですよ。

でも、やればやるほど、話せば話すほどうまくなって、のちのちセミナーするときに役に立ちました。

だから、やるなら週に一回だけupするとかはやめた方がいいと思う。

やれば伸びるから。

続けたら絶対伸びるから。

「やるか、やらないか」

だけだと思う。

“堤”
もし再生が伸びなくても編集や撮影の技術は確実に伸びていきますもんね。

やり続けたからその面白さに気づけるというのはよくある話ですね。

 

4、ずっといい写真を撮り続ければ必要なものはついてくる

“堤”
今後、Youtubeをどんなチャンネルにしていきたいですか?
イルコ
カメラの話であれば、誰が来ても勉強になるようなメディアにしたいと思ってる。

「カメラはこれだけ面白いんだよ」ってことを色んな人に見てもらいたいし、カメラの楽しさを知ってもらいたい。

“堤”
なるほど!イルコさんが「教えるメディア」ではなくて、みんなでカメラを楽しんでいくメディアとしてYoutubeがあるんですね。

フォトグラファーとして未来に描いてることはありますか?

イルコ
いい写真を撮り続けたい、いいものを作り続けたいって思ってる。

それだけやっていれば、他のものは全部ついてくると思ってる。

だから、昨日の自分より、明日の自分の方がいいものを作ってるっていう風にしたいです。

“堤”
自分が好きなことにのめり込んで、ちょっとずつレベルを上げていって、そこに必要なものがついてくるっていう循環は最高ですね。

僕もそういう循環を作れるように、ライターとしていいものを作っていきたいです。

イルコ
あと、しばたーのライティングを作ってあげたいね(笑)

内容が濃いからいいんだけど、ロマンチックな光を作ったら面白いかなと思ってる。

“堤”
じゃあ、この記事でもしっかり、しばたーさんのこと書いておきますね!(笑)

個人的にはもっと写真やカメラの話をお聞きしたかったんですが、

今回はYoutuberとしてお呼びさせて頂いたんで、この辺でインタビューは終わらせて頂きます。

ありがとうございました!

イルコ
こちらこそありがとうございました。

 

イルコさんのInstagram、Twitter、Facebookを紹介

最後にイルコさんの運営されてるメディアを紹介します!

写真が好きな人、カメラの腕を上げたい人は是非フォローしてください!

イルコさんのInstagram

メインのInstagramの他にiPhoneで撮影した写真だけを載せているアカウントもあります。

写メラマン・イルコ 【All Shot On Iphone】

是非、こちらもフォローしてみてください。

 

イルコさんのTwitter

イルコさんのメディアで一番距離感が近いのがTwitterです!見学&アシスタントokの企画の告知もあるので、特に関西住みでカメラ好きの方は必見ですよ〜!

 

イルコさんのFacebookページ

Facebookをメインに使ってる人はこちらをフォローしてください。Youtubeの配信情報や新しい企画のお知らせなども届きます!

 

あとがき

今回のインタビューはいかがだったでしょうか?

イルコさんの動画やチャンネルを見ると一目瞭然なんですが、Youtube上でイルコさんと視聴者さんが積極的に交流している姿が見られます。

イルコさんが自分のやり方を押し付けるのではなく、視聴者さんも一人の写真家さんで、同じ目線の仲間なんだというのがすごく感じられます。

ある動画の撮影の日にTwitterで場所を告知したところ、たくさんの視聴者さんが集まり、そのまま飲みに行った、という話もインタビューの後に聞かせて頂きました。

みんなと同じ目線で一緒に前に進んでいくリーダーのような存在が、これからの時代に求められてるのではないでしょうか。

何かやりたいことや好きなことにのめり込み、その分野で少し前に行くリーダーになれたら、イルコさんが今まさに作ってる循環を僕らも作れるのかもしれませんね。

 

それではこの辺で!チャオ!アディオス!

 

エスパニョール堤

P.S.

次回は動画配信を始めてまだ半年でYoutubeの急上昇クリエイターに選ばれた美容系ユーチューバーさんのインタビュー記事です!

お楽しみに!

【追記】2017.09.06

[連載]美容動画でYoutube急上昇クリエイターに選出!Mizukiに話を聞いてきた

Youtuberの明日、第三弾の記事が完成しました!こちらもどうぞお読みください!

ABOUTこの記事をかいた人

QOLHacks副編集長をやってます。時に、エスパニョール堤、時に、インベスター堤、時にインベーダー堤として、時にストリートファイター堤、時にFX堤として、記事を書いています。手取り月収16万円ですが、子ども2人います。

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