脳科学と東洋医学に基づいたやる気の出し方※性格診断テストあり

仕事に勉強、健康法、効率よくもっとやる気の出る方法はないかと感じることはありませんか?

やる気を生むのは脳の中の「ホルモン」です。実は性格によってやる気を生むホルモンは人によって違います。

そこで今回は、性格や体質を脳科学と東洋医学から分析する簡単なテストを紹介します。自分の行動や性格に影響を与える脳内ホルモンを知る簡単な方法を、一緒に見ていきましょう。

目次

1 行動や性格に影響を与える脳内ホルモン

血圧や心拍数、食欲、あるいはあなたの「やる気」まで、体の中で様々な調節を行う物質の仲間が「ホルモン」です。このホルモン、人間の性格や行動、好みにも大きな影響を与えています。

例をあげると、いつも新しいことがしたくてソワソワしている人は、脳内ホルモンの「アドレナリン」が脳に新しい刺激を求めさます。人の輪にいるより一人で好きなことをする方が向いている人は、「アセチルコリン」というホルモンが一人でいると脳を落ち着かせます。

あなたの向き不向き、やる気に影響を与えるホルモンが何なのかを知るのが今回の「性格・体質診断テスト」です。ホルモンと脳科学、そして東洋医学の「五行説」を組み合わせたテストで、あなたの性格や行動を分析してみましょう。

2 性格・体質診断テスト

テストは至って簡単です。自分に当てはまると思う項目にチェックを入れ、A・B・C・D・Eの大項目ごと数をカウントして下さい。一番チェックの多い大項目があなたの体質です。(それぞれ8個ずつ質問があります)

【 A 】

  • 興奮、熱狂しやすい
  • 陽気だとよく言われる
  • 直感で動くタイプだ
  • 落ち着くのが苦手
  • よくしゃべる、騒がしいとよく言われる
  • 注目されることが好き
  • 人に触れる、手をつなぐなど、「身体的な接触」が好き
  • 遠足の前の日は眠れないタイプだ

【 B 】

  • リラックス、くつろぐのが得意
  • のんき、ゆったりと人に言われる
  • 優しい、親切とよく言われる
  • 人といると落ち着く、人と仲良くするのが好き
  • なんだかいつも幸せ、すぐに嬉しくなる
  • 心が広い、寛大だと言われる
  • 食べることが大好きだ
  • 授業中よく寝ていた

【 C 】

  • 白黒ハッキリしている
  • 「組織」、「秩序」、「正義」という言葉が好き
  • キレイ好き、整理整頓が好き
  • ついつい仕切ってしまう
  • 静かだ、クールだとよく言われる
  • 自制心がある方だ、節約が得意
  • 美意識が強い、自分の流儀がある
  • 学校の規則、規律はよく守っていた

【 D 】

  • 人前に出るのは苦手だ
  • 一人でコツコツ仕事をすすめる方だ
  • 観察や分析をするのが好きだ
  • 新発見、新事実に心が躍る
  • 物静かだとよく言われる
  • 叱られるのは苦手
  • プライベートな場所・時間がとても大切だ
  • 学校では人の輪にいるより窓から外を眺めて考え事をするのが好きだった

【 E 】

  • 考えるより先に動くタイプだ
  • 攻撃的、アグレッシブ、怒りっぽい
  • 競争するのが好きだ
  • 強引だとよく言われる
  • こわいもの知らずだ
  • 新しい物事への適応は早い
  • 人の言うことをあまりきかない
  • 学校の規則は無視してやりたいことをやっていた

チェックの数が同じで一つの大項目に決まらない場合は、

これは自分にピッタリ 3点
まあ当てはまる 2点
どちらでもない 0点
絶対自分ではありえない −2点

A,B,C,D,Eの枠組みでそれぞれ合計を出して、一番多いポイントの枠組みが自分の特性・体質になります。

結果はいかがでしたか?一番チェックの多かった体質を見ていきましょう。

Aが一番チェックが多い = 火の体質へ
Bが一番チェックが多い = 土の体質へ
Cが一番チェックが多い = 金の体質へ
Dが一番チェックが多い = 水の体質へ
Eが一番チェックが多い = 木の体質へ

A 情熱の火の体質

火の体質の特徴 ー 走り出したら止まらない、陽気なカリスマ

火の体質のあなたの特徴は、

  • 好きなことにのめりこんだら止まらない
  • ドキドキや興奮を好む(刺激を求める)
  • 興奮しやすく、落ち着くのが苦手
  • イベントの前には興奮して眠れない
  • 直感で動く、感情移入しやすい
  • コミュニケーションが得意
  • 仲の良い人とふれあうのが好き
  • 特別なこと、非日常が好き
  • 陽気で気がつけば回りに人が集まるカリスマ性

大好きなことに持っているエネルギーの全てを使って、とことんまで突っ走って楽しむのが火の体質の傾向です。あなたの性格・行動を特徴づけるのは、やる気ホルモンの「ドーパミン」。ドーパミンについて簡単に説明してみましょう。

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火の体質の性格・行動に大きな影響を与えるやる気ホルモン「ドーパミン」とは

ドーパミンというホルモンは、

  • ゲームを「しよう」
  • ゴハンを「食べよう」
  • スポーツを「しよう」
  • ギャンブルで「当てよう」

など、何かの行動や目的を起こす「動機」を作るホルモンです。行動や目的を効率よく達成するために、上手く行った課程をしっかり記憶する働きもあります。生まれつきこのドーパミンが出やすい、あるいはドーパミンが出たときに脳が反応しやすい体質が「火の体質」というわけです。

好きなことをやる → ドーパミンが出る → うまくいく
→ うまくいった過程を学習 → 次はもっとうまく出来る → ノリノリ・興奮
→ さらにドーパミン放出 → やめられない・止まらない

好きなこと・楽しいことを追い求め、ドーパミンが出ていることで脳がノリノリ、陽気な性格なため、回りに人が集まりやすい「カリスマの素質」を持っています。異性との触れ合いでもドーパミンが放出されるので、異性と「ふれあう」ことにも積極的。

気軽に手をつないだり、後ろから突然抱きついてくる天真爛漫な女性を想像するとわかりやすいかもしれません。

ドキドキ・興奮・熱狂が大好き、脳の中のドーパミンが行動や性格に大きな影響を与えているのが東洋医学における「火の体質」です。

火の体質の人に起きやすい健康トラブル、ドーパミンを味方につける食材

火の体質 イチオシMenu (サーモンとオニオンサンドイッチ)
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火の体質のあなたに起こりやすいトラブルは心臓、血管のトラブル不眠症です。

心臓・血管のトラブル
ドーパミンが出ると脳が興奮でノリノリな火の体質。ドキドキ・興奮が続くと心臓がいつもドキドキすることに。度を越すと循環器(心臓や血管)に負担をかけます。医薬品として使われる「塩酸ドパミン」の副作用は不整脈や血管の収縮。体内のドーパミンも大量に出れば同様の作用があります。東洋医学の経験的見地からも、火の体質の人は心臓病、不整脈、そこからの突然死が他の体質より多いことがわかっています(※1)

心臓・血管のトラブルを予防するポイントは

・オメガ3脂肪酸をとって心臓、血管を元気にする
・血液をサラサラにして循環をよくする

火の体質のあなたに一番オススメしたい栄養素はオメガ3脂肪酸、特にEPAとDHAが大切です。最新の論文でも心臓病からの回復に効果があることがわかっているオメガ3脂肪酸(※2)。魚の油(フィッシュオイル)に豊富に含まれています。心臓や循環器への負担を減らすための推奨量は、オメガ3脂肪酸のEPAとDHAを合わせて1日1000mg程度になります(※3)。もちろんお魚を積極に食べることもGOOD。週に2回以上は魚料理を食べると効果的です(※4)。

もう一つ血液サラサラ食材でオススメしたい食品は、タマネギ。広島大学とカレーで有名なハウスとの共同研究で、その血液サラサラ効果が実証されています(※5)血管が柔らかくなり血液もサラサラと流れ、心臓の負担が随分減ります。血液サラサラのナットウキナーゼを含む「納豆」も血液サラサラ食材としてオススメです。

不眠症
ドーパミンは、イベントや楽しいことを想像するだけでも脳を刺激・興奮させます。「遠足の前の日に全然眠れない」・・・という経験がわかりやすいと思いますが、ドーパミンが過剰に脳を興奮させ続けると「不眠症」になることがあります。

ドキドキして眠れないときにオススメの食材はセロリ。香り成分のアピインやセネリンが精神を安定させ、安らかな眠りの助けとなる食材です。(※6)体内時計を調節する「メラトニン」ホルモンや気持ちを落ち着かせる「セロトニン」の材料となる「トリプトファン」もしっかり摂れるよう、消化の良いチーズやヨーグルトなどの乳製品や卵、肉や魚をよく噛んでセロリと一緒に食べましょう。薬膳の視点からはハツやウズラの卵、カキもオススメです(※7)

火の体質 人生の質を向上させるちょっとしたコツ

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火の体質のあなたが「ドーパミン」を味方につけて人生の質を向上させるちょっとしたコツは、自分にご褒美!です。

ドーパミンが関係する脳の神経は「報酬系」と呼ばれています。

どんなに小さなことでも「成功・達成」したら、大いに喜んで自分に「ご褒美」をあげるとドーパミンがドバっと放出され、次の報酬を得るための意欲が高まります。

小さな成功や目標達成なら「美味しい食事」、大きな目標達成なら欲しかった豪華なアイテムなど、脳が興奮する「報酬」をドーンを自分に出しましょう。

そして気分がノリノリのうちに、次の目標を設定し、目標達成の「報酬」を決めてドンドン突き進むことで、ドーパミン放出と目標達成の幸福感がグルグル回る「炎のサイクル」突入することが可能です(※21)。

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B 調和の土の体質

土の体質の特徴 ー 食べて幸せ、天然ムードメーカー

土の体質のあなたの特徴は、

  • 寝ることやリラックスすることがこの上なく好き
  • 親切、とにかく優しい
  • ゆっくり、ゆったり行動する
  • 食べることが大好き
  • なんだか幸せ、容易に満足する
  • 人と一緒にいると落ち着く
  • 困っている人を見ていられない
  • 「安定」していたい
  • 忍耐強い
  • 人に調和をもたらすムードメーカー

食べることがとても幸せで、人に囲まれてワイワイ楽しくしていたいのが土の体質の特徴です。

この性格・行動を特徴づけるのは、安らぎホルモンの「セロトニン」。セロトニンについて簡単に説明していきましょう。

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土の体質の性格・行動に大きな影響を与えるやすらぎホルモン「セロトニン」とは

脳の中にあるセロトニンは、精神を安定させ落ち着かせる作用があります。またノルアドレナリンやドーパミンなど、脳を興奮させるホルモンの暴走を抑える作用もあり、体内で「調和」を取るために働くホルモンです。体の調和を保って気持ちを安定させるだけではなく、集団生活をする動物では「群れの調和」を取るためにも働きます。簡単に言えば「仲良しホルモン」。初対面の相手に友好的に対する性格は、このセロトニンが脳で重要な役割を果たしています(※8)。

人と仲良くする → セロトニンが出る → 気持ちが安定する

→ もっと人と仲良くなれる → 周りの人も一緒に安心 →

安定するとセロトニンが放出 → いつもハッピー

Happy Earth(幸福な土の体質)と呼ばれるくらい、ゆったりと気持ちが落ち着いていて、人と人との調和を取るのが上手なのが土の体質。おっとり、天然、あるいは「癒し系」と呼ばれる人に多いのが土の体質です。

幸せと安定を保つ脳の中の「セロトニン」が行動・性格の基礎となっているのが東洋医学における「土の体質」なのです。

土の体質の人に起きやすい健康トラブル、セロトニンを味方につける食材

土の体質 イチオシMenu (キムチ納豆)

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土の体質の人に起きすいトラブルは胃腸のトラブル肥満です。

胃腸のトラブル
気持ちを落ち着かせる作用のある「セロトニン」、脳だけではなく腸にも存在しています。このセロトニンが胃腸の動きに影響を与えるので、バランスを崩すと便秘や下痢などの胃腸のトラブルを起こしてしまいます。また、「脳内」のセロトニンの不調も胃や腸に影響を与えて病気になることが明らかになっています(※9,※10)

土の体質の胃腸のトラブルを予防するポイントは

  • 食事はよく噛んで消化を助ける
  • 発酵食品を積極的に食べる
  • 消化酵素をしっかり摂って胃腸の負担を減らす

発酵食品を積極的に食べる

納豆やヨーグルトに代表される発酵食品、この「発酵」に関わる納豆菌や乳酸菌は、お腹の中の悪玉菌を抑えることで腸内の環境を整え、セロトニンの材料になるトリプトファンを体に取り込みやすくし、脳のセロトニンの量も安定させることがわかっています(※10)。

土の体質の人は特に「胃腸」と「脳」の関係がとても強いのです。ちなみに納豆菌と乳酸菌を同時に取ると爆発的にお腹の善玉菌が増えるため、腸内環境を整えるにはオススメの組み合わせです(※11)。

「キムチ納豆」で善玉菌の夢のコラボレーションを実現しましょう。菌の力を借りて「発酵」させた食品は胃腸の負担がとても少なく、土の体質のあなたは積極的に利用すると良いですよ。

消化酵素を摂る

セロトニンを味方につけるためには、材料となる「トリプトファン」を含む食材を取りましょう・・・と言われますが、胃腸が元気でないとトリプトファンを含めた栄養豊富な食事をとっても意味がありません。

食べることが大好きな「土の体質」のあなたは、ついつい胃腸に負担をかけてしまいがちです。そこで積極的に利用したいのが消化酵素を含む食材、大根・山芋・パイナップル・キウイフルーツです。

大根や山芋は生のものをすりおろして食べることで、効率良く「消化酵素」が取れます。食事を酵素でしっかり消化して、効率よくセロトニンの材料を体に吸収しましょう。

逆に消化酵素を無駄遣いしてしまうのは、ファーストフード、脂っこい食事、遅い時間の食事、食後すぐに寝る・・・など。土の体質のあなたは特に気をつけたいですね。

肥満

食べることで脳が幸せを感じやすい土の体質の人は、太りやすい傾向にあります。ただ食べることが大好きなあなたに「食べるな」というのもハッピーではありませんよね。

そこで「食べ方」に気をつけてみましょう。土の体質の人は「炭水化物」が大好きな傾向にあります(※12)。

試してほしいのが「ベジファースト」。野菜を噛んで食べ食物繊維をしっかりとり、食事の最後に炭水化物を食べることで食後の血糖値の急上昇が抑えられます。「血糖値の急上昇」は炭水化物を脂肪に変えやすくなるため、野菜を先に、積極的に食べることは土の体質のあなたにとても大切なのです。

また、一定のリズムで「噛む」運動をすることで、脳内でのセロトニンの分泌を促し、気持ちが安定します(※21)。「勢いで食べる」ことを予防できるのです。是非野菜をよく噛んでから食事を取りましょう。

土の体質 人生の質を向上させるちょっとしたコツ

土の体質のあなたが「セロトニン」を味方につけて人生の質を向上させるちょっとしたコツは、カーテンを開けて寝ること。

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日が昇って太陽の光が眼から入り、脳を刺激するとセロトニンの一日が始まります。

脳をセロトニンが刺激して朝の「クールな覚醒」をもたらし、「さあ今日もがんばろう!」という自然なヤル気をひこ起こしてくれます。

「朝の仕事がはかどる」というのは、このセロトニンの分泌から始まるクールな寝起きがもたらす作用なのです。

カーテンを閉じた暗い部屋で目覚まし時計に頼っても、時計が鳴った時点ではまだセロトニンが分泌されておらず脳はまだ寝た状態。

これがカーテンを開けて寝ると、朝日を浴びたそのときからセロトニンの分泌が始まり、目覚めたときにはセロトニンのレベルが上昇してスッキリ目覚めることが出来ます。

土の体質のあなたは、是非カーテンを開けて寝て、セロトニンととともに朝を気持ちよく目覚めさせてください(※21)

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C 「規律」の金の体質

金の体質の特徴 ー 白黒ハッキリ、几帳面な仕切り屋

金の体質のあなたの特徴は、

  • キレイ好きで几帳面
  • 白黒ハッキリさせたい、あいまいさを許せない
  • 美意識が強い
  • 自分と他人の線引きがハッキリしている
  • 冷静、クール
  • ルール、規則、規律を重んじる
  • 分類、区別することが得意
  • 組織、秩序、正義が大切
  • 規則、ルールで人を統率、管理する仕切り屋気質

「キチンとキレイに白黒ハッキリ」していることに美意識を感じるのが金の体質の特徴です。この性格、行動を特徴づけるのが覚醒ホルモン「神経ヒスタミン」。

この神経ヒスタミンというホルモンについて簡単に見ていきましょう。

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金の体質の性格・行動に大きな影響を与える覚醒ホルモン「脳内ヒスタミン」とは

脳の中で働く「ヒスタミン」は、脳を覚醒させ、モチベーションを上げる役割を果たしています。他の脳内ホルモンに比べると、いまだ未知な部分の多い脳内物質です(※13)。

善悪の判断、白黒をハッキリさせるなど、物事を「認識」し、どう対処するかを「判断」するときに脳内ヒスタミンが放出されます。

どんどん行動することでモチベーションが上がる、脳が覚醒していくホルモンです。

ドーパミンやアドレナリンなどのホルモンとの違いは、「クールに覚醒」すること。感情を抑え、冷静な判断を助けてくれます。

キレイに整頓する・白黒つける → 脳の中でヒスタミンが放出 → 覚醒・スッキリ
→ 整頓、白黒つける習慣を強化 → もっとキレイに・スッキリ → さらに脳内ヒスタミンが出る → クールだぜ!

いつもキチンと白黒つけていくことで気持ちをスッキリさせるのがこの脳内ヒスタミン。このホルモンの影響で、やるかやらないかの判断、お金を使うか使わないかの選択、他人と自分の境界などの線引きがハッキリしているため、「冷静・クール」だと言われます。

校則は絶対守る、守らせる、メガネをかけたクラスの学級委員長的なイメージですね。キチンとキッチリ、秩序が大切、脳内ヒスタミンが行動の基礎となっているのが東洋医学における金の体質です。

 金の体質の人に起きやすい健康トラブル、神経ヒスタミンを味方につける食材

金の体質 イチオシMENU (豚のしょうが焼き)

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金の体質のあなたに起きやすいトラブルは皮膚のトラブル呼吸器のトラブルです。

皮膚のトラブル

脳の覚醒やヤル気を引き出す脳内ヒスタミンですが、体の中では外敵から身を守る細胞の連絡に一役買っています。

しかし、ヒスタミンが過剰になってバランスを崩すと、痒み、じんましん、アトピーやアレルギー性皮膚炎を引き起こします。皮膚のトラブルが起きやすいのが金の体質です。

皮膚のトラブルを予防するためには皮膚の潤いを保つ食材を意識し、皮膚のバリアを元気に保つことです。

皮膚の潤いを保つプリプリ、コリコリ成分

皮膚の潤いを保つためには、ヒアルロン酸・コラーゲン・エラスチン、美肌や美容でよく耳にする潤い成分を積極的に摂る必要があります。

コリコリの豚足や、プリプリの牛スジなんかがオススメです。コラーゲンをしっかり摂取することで皮膚のコンディションが改善することが最新の研究で明らかになっています(※14)。

皮膚の潤いを保ち健康でいるためには、皮膚の材料を消化・吸収する胃腸が元気であることも大切です。「土の体質の人に起きやすい健康トラブル、セロトニンを味方につけるコツ」の胃腸のトラブルの予防も参考にしてください。

近年の研究では、脳内ヒスタミンと並んでクールに決める脳内物質「GABA」が、気分を落ち着かせるだけではなく皮膚にも作用することがわかっています。アーモンドを中心とした「GABA」を含む食材もおすすめです(※23)。

呼吸器のトラブル

ヒスタミンが呼吸器に作用すると、ぜんそくや花粉症を引き起こします。皮膚や呼吸器が乾燥に弱くトラブルを起こしやすいが「金の体質」。呼吸器の潤いを保ち、ヒスタミンのバランスを崩さないことがトラブルの予防になります。

呼吸のトラブルの予防にオススメの食材は、生姜蜂蜜。生姜には、酔い止め・胃のトラブルの予防・関節炎の症状緩和・免疫力をアップ・・・などなどたくさんの薬効が確認されています。風邪の予防や症状改善にも役立ち、体内のヒスタミンを調節して、アレルギーの痒みや喘息を出にくくする効果もあります(※15)。

日本に暮らす金の体質のあなたに一番大切な食材が生姜なのです。さまざまな料理に生姜を取り入れて、呼吸器のトラブルを予防しましょう。

一方蜂蜜には呼吸器を潤し天然の咳止めとしての働きと、ディフェンシン1というタンパク質の殺菌効果で呼吸器のトラブルから体を守ってくれる働きがあります(※16)。

「砂糖」の入った甘いお菓子をやめて、蜂蜜を積極的に摂ることで呼吸器のトラブルを予防できます。「蜂蜜+生姜」の組み合わせで食べれば、金の体質も風邪知らずです。

金の体質 人生を向上させるちょっとしたコツ

金の体質のあなたが脳内ヒスタミンを味方につけて人生の質ちょっとしたコツは、夜の睡眠を大切にすること。

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自分のルールに合っているか、自分の美学・流儀に沿っているのか、昼間は脳内ヒスタミンの力を借りて脳をフルに覚醒させた分、夜にしっかり脳を休息させましょう。

脳の休息は、「メラトニン」や「GABA」という脳内物質が受け持ちます。GABAは他の「興奮系」のホルモンを抑えるする役割も持っており、金の体質のあなたが「クールに決める」ために重要な脳内物質です。

睡眠の質を高めるコツは、

  • 部屋を真っ暗にして眠る
  • 寝る前は薄暗い部屋でリラックスをする
  • 寝る前にゲームやパソコンをして脳を興奮させない
  • 朝は太陽の光をしっかり浴びる(※21)

音楽を効くことでも「GABA」が増えてリラックス出来ますので、寝る前は薄暗い部屋でゆったりとした音楽を聞いてリラックスしてから眠りに入り、エネルギーをしっかり充電して翌日もクールに決めてください。

「応用編〜人を動かす」へ

D 「創造」の水の体質

キラリと光る観察眼、活路を見出す軍師

水の体質のあなたの特徴は

  • 観察、洞察力がある
  • 物事を詳しく調べることが好き
  • 新発見や真実を追い求める
  • 内向的
  • もの静か
  • 考え込む傾向がある
  • 一人でいられる場所、時間が大切
  • 人前に出るのが苦手、匿名性を好む
  • マイペース
  • 客観的な鋭い洞察で、ブレーン・軍師的な役割が好き

ひっそりと物事を観察し、新しいひらめきや発見に喜びを見出すのが水の体質です。この性格を特徴づけるのが、ひらめきホルモンの「アセチルコリン」。

このアセチルコリンというホルモンについて見ていきましょう。

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水の体質の性格・行動に大きな影響を与えるひらめきホルモン「アセチルコリン」とは

アセチルコリンというホルモンは作業の効率を高め、創造性、発想力を高めてくれる脳内ホルモンです。

睡眠中に脳からの分泌が高まり体の休息を促進し、学習したことを「脳に定着」させるとても大切な役割を持っています。また、「好奇心」がかきたてられるとアセチルコリンの分泌が促されて創造力が高まり、ひらめきが生まれます。

「好きこそものの上手なれ」の語源になっているホルモンです(※21)

好きなことをする → アセチルコリンが分泌される → より集中力・学習効率が高まる → 新しい発見がある

→ 新しい発見に好奇心がかき立てられる → アセチルコリンがさらに分泌される 

→ ものすごい集中力で好きなことを観察・洞察・分析 → 新たな境地へ

好奇心から新たな発見、ひらめきや創造を生むのがこのアセチルコリンというホルモンです。

自分の好きな世界に没頭しがちで内にこもりやすいため、「わかりにくい人」だと言われてしまいます。

好きな事以外には積極的に関わり合いを持たないため、消極的だと言われることも。

いつも窓の外を眺めてあまりクラスの友達とはなじまない。とっつきにくい印象があるけれど話してみると好きなことへの洞察が深く驚きを隠せない、メガネっ娘的なイメージです。

一人好きなことを観察し、鋭い分析を重ね新たなひらめきを得ることに喜びを感じるアセチルコリンの影響を受けやすいのが東洋医学の「水の体質」です。

水の体質の人に起こりやすい健康トラブル、アセチルコリンを味方に付ける食材

水の体質のイチオシ MENU (たまごたっぷりオムレツ)

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水の体質のあなたに起こりやすいトラブルは関節のトラブル・腰痛泌尿器のトラブルです。

関節のトラブル、腰痛

気持ちが落ち着いている時にアセチルコリンが出て創造性がかき立てられる水の体質。自分のペースを乱されたり、自分の空間を侵されることをとても嫌う「ストレス」を感じやすい体質です。

ストレスを感じたときに分泌されるのがストレスホルモンの「コルチゾール」。本来は血糖値と血圧を上げることでストレスに対抗するホルモンですが、過剰に働くと免疫力が落ち体が疲れやすくなります。

また筋肉を分解してしまうため、関節や腰に負担がかかってしまいトラブルが増えます。

筋肉の材料になり、しかも水の体質の味方となるアセチルコリンの材料「コリン」を含む食材としてオススメなのがタマゴ

特に卵黄にコリンが豊富に含まれています。少ない量で効率良く栄養が摂れるうずらの卵もオススメです。鶏の卵に比べてタンパク質が多く脂肪が少なくヘルシー。同じ重さで比べると、ビタミンB1、B2が鶏の卵の2倍、鉄分は1,7倍、ビタミンAもうなぎの2倍と、小さいながらお栄養たっぷりです。朝晩1つずつを目安に食べましょう(※6)

泌尿器のトラブル

ストレスホルモンのコルチゾールは体内の水分の調節も行っています。このホルモンのバランスが崩れると泌尿器のトラブルが増えます。

そこで登場するのが、ストレスホルモンのコルチゾールに対抗するために必要な栄養素はビタミンC

ストレスによるコルチゾールの過剰な分泌を抑えて、体のストレスへの抵抗性を高めてくれることが研究で明らかになっています(※22)。

果物や野菜をしっかり摂って、ストレスホルモンに対抗しましょう。ここではビタミンC爆弾として有名なローズヒップティーをご紹介します。

お茶として日常的に摂ることが簡単な点と、漢方として「金桜子」と呼ばれ、泌尿器の病気の治療にも利用されてきたのがローズヒップティーなのです。朝と寝る前、あるいは朝昼晩、ビタミンCの源として1杯ずつローズヒップティーを飲んでゆったり過ごしてみて下さい。

水の体質 人生の質を向上させるちょっとしたコツ

水の体質のあなたが脳内のアセチルコリンを味方につけて人生の質を向上させるちょっとしたコツは、秘密基地を持つこと、そして昼寝を大切にすることです。

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秘密基地を持つ

水の体質のあなたはストレスを感じやすいため、心静かに作業に没頭して「アセチルコリン」の力を最大限に引き出すための「俺ゾーン」がとても大切です。

やる気が起きなくても基地にこもってとりあえず作業を始めると、作業を初めたことで脳が覚醒し始め「アセチルコリン」の分泌が始まって気分が乗ってくるのが水の体質のあなたです。

好きな作業に没頭でき、外界、他人からのジャマの一切無い「秘密基地」を是非確保してください。

昼寝をする

睡眠中にアセチルコリンの分泌が活発になります。特にうとうとした浅い眠りやまどろんだ状態で出る脳のシータ波と「アセチルコリン」が合体すると、「創造力」がアップします。

昼寝で脳と体を休めるととともにアセチルコリンの分泌を促すことで、記憶力を高め、素晴らしいアイデアが産み出せます(※21)。30分以内の昼寝を大切にしてください。

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E 「進撃」の木の体質

木の体質の特徴 ー 新天地を切り開く、天性の起業家

木の体質のあなたの特徴は、

  • 好奇心が旺盛
  • 考える前に行動する
  • 恐怖心があまりない
  • 気が短い、怒りっぽい
  • 競争、目標が好き
  • 縛られることが苦手
  • 適応が早い
  • スピード、一番、オンリーワンが好き
  • プレッシャーを楽しめる
  • 頭のキレて行動が早い起業家気質

新しい分野を切り開き、好奇心のままに「行動」を起こすのが木の体質の特徴です。この性格を特徴づけるのが突撃ホルモンの「ノルアドレナリン」。このノルアドレナリンというホルモンについて簡単に見ていきましょう。

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「木の体質」の性格・行動に大きな影響を与える突撃ホルモン「ノルアドレナリン」とは

脳の中で主に働くのが「ノルアドレナリン」、筋肉や血管に強く作用するのが「アドレナリン」というホルモンです。

脳の中で働く「ノルアドレナリン」には、集中力・注意力・判断力を高め、「目的」を効率良く達成するために「学習・記憶」を強化する働きがあります。

「危険な状況を回避する緊急時に放出されるホルモン」という説明がよくなされますが、木の体質の人では、新たな「目的・目標」に向かって動き出そう!と心に決め、興奮した時点で脳の中にノルアドレナリンが放出されて意欲やモチベーションが上がり、目標達成のために脳と体のパフォーマンスを高めてくれます(※17)。

目標・ノルマ・プレッシャー → ノルアドレナリン放出 → 集中・覚醒 → バリバリ働く → 目標達成
→ 成功を学習 → 次の目標設定 → 成功の予感 → ノルアドレナリン放出 → 興奮・突き進む

アドレナリンの影響で行動に移すまでのスピードがとても早いため、まわりの人がついていけず、「短気・せっかち」だと言われてしまうこともあります。

またノルアドレナリンが放出されていると、イライラ・興奮しやすいため「考えるより先に手が出てしまう」ことも。

怒るとビンタが飛んでくるような女の子がクラスにいたな〜というときは、そう「木の体質」の人です。

新規開拓、目標達成、行動や性格がノルアドレナリン、アドレナリンの影響を受けやすいのが東洋医学における木の体質です。

木の体質の人に起きやすい健康トラブル、ヒスタミンを味方につける食材

木の体質 イチオシMENU(セロリたっぷりカレー)

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木の体質のあなたに起こりやすいトラブルは、イライラ・高血圧肝臓のトラブルです

イライラ・高血圧

脳に作用して集中・興奮・覚醒をもたらすノルアドレナリン、仕事をバリバリこなすにはもってこいのホルモンですが、過激にアドレナリンを出し続ける生活を続けると、イライラしやすく怒りっぽくなり、いつも血圧が高い状態になります。

アドレナリンには血管を収縮させ、血圧を上げる作用があるのです。このため木の体質の人は、高血圧・脳卒中などのトラブルが起きやすいです。

血圧やイライラトラブルの予防にオススメなのが、セロリ。リンゴ、ミカンなどの柑橘類、チンゲンサイやシイタケなど、高血圧の予防には果物や野菜を積極的に摂ることがとても大切なのですが、特にセロリは血液の中のアドレナリンのレベルを下げて高血圧やイライラを抑えることが研究で明らかになっています(※17)。

スティックを生で、あるいは細かく刻んでカレーやスープに入れるのも良いでしょう。既に高血圧がある人は、セロリを搾って蜂蜜を入れ、1日3回40mlずつ飲むと効果的です(※6)。

肝臓のトラブル

アドレナリンで興奮しやすい木の体質の人は、興奮を鎮めるために「お酒」をたしなむ人が非常に多いことがわかっています(※12)。

また、アドレナリン全開で働いている人の肝臓は、エネルギーを作ったり老廃物を処理したりといつもフル回転です。長く戦い続けるために、「肝臓」のケアを必要とするのが木の体質の人なのです。

そこでオススメなのがウコン。「ウコンの力」で有名なように、肝臓の代謝と解毒の仕事を助けてくれるクルクミンを含んでいます。カレーのターメリックにも含まれるこのクルクミンが「肝臓のダメージ」をどんどん修復してくれるのです(※18)。

また、ウリ科の食材、特に「スイカ」に含まれるシトルリンはダメージを負った肝臓の修復を助けてくれるだけではなく(※19)、高血圧の予防や血管の病気も予防してくれます(※20)。木の体質の人とはとても相性の良い食材です。

夏はスイカ、他の季節はウリやキュウリのぬか漬けなどを利用して、シトルリンの力で積極的に肝臓の負担を減らしましょう。

木の体質 人生の質を向上させるちょっとしたコツ

木の体質のあなたが「アドレナリン」を味方につけて人生の質を向上させるちょっとしたコツは、アクティブレストです。

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昼にアドレナリン全開=交感神経ギンギンで働いたら、夜は「副交感神経」の力を借りて体をしっかり休めることが長く頑張り続けるための秘訣です。しかし木の体質の人は、「じっとしている」のがとても苦手な活動家。

そこで休みの日には自転車・水泳など体を動かす趣味に没頭し、適度な疲労を感じた所で体を休める「副交感神経」を働かせ、しっかり休息モードに切り替えましょう。

アドレナリンの影響でついつい「24時間戦える」気分で突っ走ってしまいがちですが、過労・緊張の連続、休みも働き睡眠不足が続くといずれ体を壊してしまいます。

オフには頭を切り替えてリフレッシュすることが、木の体質のあなたがアドレナリンを味方につけるコツです。

応用編 〜 人を動かす

今回のテストを他の人に応用すると、人を理解する手助けになります。

仕事をお願いする
その人に合った性格に合った仕事をお願いすると、やる気も結果も出やすくなります。

火の体質 : 情熱が信条、興味・情熱の対象をターゲットにした仕事を任せると、ドーパミンの力でやる気がアップ。目標達成ごとにすぐに褒め、「報酬」で次へのモチベーションを高めるとより効果的。

土の体質 : 調和が信条、チームで仕事をする、人と人をつなげる渉外などの仕事をお願いするとセロトニンの力でポテンシャルが引き出されます。チームの中での「役割」を明確にし、「役に立っているよ」という安心感がとても大切。

金の体質 ー ルールが信条、管理・規則、混乱が生じた仕事の整理、ルール・権限を持ってチームの統率をお願いすると脳内ヒスタミンでクールに能力を発揮します。「整理」されたスマートさを評価するのがとても大切。

水の体質 ー 分析・ひらめきが信条、社内データの分析から新製品の開発、創造したものを試す場を提供するとアセチルコリンでひらめきがあふれます。個性的な発見が評価される環境がとても大切。

木の体質 ー 開拓が信条、営業、新規分野の開拓をお願いすると、アドレナリンの力でガンガン突き進んでくれます。競争、成果「達成」を目に見える形にし、いつも次なる高みを一緒に目指すと効果的。

 

異性に応用する

火の異性 ー 「今」好きなことを徹底して調べ、好奇心・趣味から話題を振りましょう。脳がドーパミンにわいて眼がキラキラしたら吉。

土の異性 ー わいわい楽しくまずはお食事を大人数で楽しみましょう。にぎやかさで脳がセロトニンにひたってほんわかすると吉。

金の異性 ー 「まあキレイ」、「わあスゴーイ」、イベントやサプライズがとても大切、美しさに酔いしれて脳がヒスタミンで覚醒すると吉。

水の異性 ー 趣味の話を聞くことに徹して、新しい発見に協力してみましょう。側にいると安心・・・、とアセチルコリンが出て脳がうっとりすると吉。

木の異性 ー たえず一緒に新規開拓が吉。店、旅行に絶叫マシーン、新しい刺激を共有してアドレナリンが脳を興奮させたら吉。

まとめ

自分の行動や性格に影響を受けやすいホルモンや脳内物質を理解すると、今より仕事や食事、健康への見方がぐっと変わります。

火の体質:やる気のドーパミンを「好きなこと」に向けて、成功にご褒美を

土の体質:調和のセロトニンを「仲間」と一緒に、ワイワイお食事を

金の体質:覚醒の神経ヒスタミンを自分の「ルール」が生きる環境、夜はしっかり睡眠を

水の体質:ひらめきのアセチルコリンを自分のペースで「創造に」、秘密基地を作ろう

木の体質:突撃のアドレナリをチャレンジと「冒険」に、オフの切り替えが大切

是非あなたの毎日に役立ててください。

記事を提供してくれた中西さんのご紹介

獣医師 / あじな動物病院 院長

1975年北海道釧路市生まれ。2000年に北海道大学獣医学部卒業後、14年間ペットの診療に専心。2014年3月広島県廿日市市にあじな動物病院を開院。「また一緒に散歩へ行こう。」を合言葉に、椎間板ヘルニアの犬に針治療を行っている。10年にわたる関東圏での豊富な臨床経験から、アレルギーや免疫疾患など治療の難しい症例への漢方治療や、薬膳の知識を生かした食事のアドバイスも盛況を得ている。

あじな動物病院

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参考文献

参考文献1 Traditional Chinese medicine fundamental principle 2nd edition, Huishen Xie, Chi institute Press

参考文献2 Effect of Omega-3 Acid Ethyl Esters on Left Ventricular Remodeling After Acute Myocardial Infarction: The OMEGA-REMODEL Randomized Clinical Trial.
Circulation. 2016 Aug Heydari B et al

参考文献3 Kris-Etherton PM, Harris WS, Appel LJ. AHA Scientific Statement: Fish consumption, fish oil, omega-3 fatty acids and cardiovascular disease. Circulation. 2002; 106: 2747–2757.

参考文献4 Plasma phospholipid long-chain ω-3 fatty acids and total and cause-specific mortality in older adults: a cohort study: Ann Intern Med. 2013 Apr 2;158(7):515-2, Mozaffarian et.al

参考文献5 Chronic Intake of Onion Extract Containing Quercetin Improved Postprandial Endothelial Dysfunction in Healthy Men: J American College of Nutrition, Vol32,No3,1 , H Nakayama et al.

参考文献6 薬膳 素材時点 健康に役立つ食薬の知識 辰巳洋 源草社

参考文献7 実用 中医薬膳学 辰巳洋 東洋学術出版社

参考文献8 Chihiro Yokoyama, Akihiro Kawasaki, Takuya Hayashi, Hirotaka Onoe.“Linkage between the midline cortical serotonergic system and social behavior traits: Positron emission tomography studies of common marmosets”. Cerebral Cortex, 2012, DOI: 10.1093/cercor/BHS196

参考文献9 Serotonin in the Gastrointestinal Tract, Curr Opin Endocrinol Diabetes Obes. 2009 Feb; 16(1): 53–59.Michael Camilleri, M.D.

参考文献10 Understanding the role of tryptophan and serotonin metabolism in gastrointestinal function.D. Neurogastroenterology & motility.2009 July. Keszthelyi, F. J. Troost, A. A. M. Masclee

参考文献11 Improved growth and viability of lactobacilli in the presence of Bacillus subtilis (natto), catalase, or subtilisin.Can J Microbiol. 2000 Oct;46(10):892-7.

参考文献12 Between Heaven and Earth – A guide to chenese medicine, The random house publishing, H. Beinfield, E. Korngold.

参考文献13 やる気を生む脳科学ー神経配線で解く「意欲」の秘密 大木幸助 講談社

参考文献14 Improvement of skin condition by oral administration of collagen hydrolysates in chronologically aged mice. J Sci Food Agric. 2016 Oct 17, Wang Z. et al.

参考文献15 The Amazing and Mighty Ginger, Ann M. Bode and Zigang Dong. Herbal Medicine: Biomolecular and Clinical Aspects. 2nd edition,CRC Press 2011.

参考文献16 How honey kills bacteria. Kwakman PH, te Velde AA, de Boer L, Speijer D, Vandenbroucke-Grauls CM, Zaat SA.FASEB J. 2010

参考文献17 Anti-hypertensive Herbs and their Mechanisms of Action: Part I, Sara S. Al Disi, et al. Front Pharmacol. 2015

参考文献18 Pharmacological actions of curcumin in liver diseases or damage. Rivera-Espinoza Y, Muriel P. Liver Int. 2009

参考文献19 Protective effect of Diyarbakır watermelon juice on carbon tetrachloride-induced toxicity in rats. Sevcan Altaş, et al. Food and Chemical Toxicology Volume 49, Issue 9, September 2011

参考文献20 薬膳・漢方 食材&食べ合わせ手帖 植木もも子 西東社

参考文献21 脳内物質仕事術 樺沢紫苑 マガジンハウス

参考文献22 和漢薬の辞典 富山医科薬科大学和漢薬研究所 編、難波恒雄 監修 朝倉書店

参考文献23 肌も体も不調の原因は脳だった -かんたん「評価テスト」でわかる、あなたの脳の健康度 エリック・R・ブレーバーマン著 中央アート出版社

ABOUTこの記事をかいた人

北海道出身。ケールが友達の健康オタク。東洋医学と脳科学に興味津々な今日この頃です。

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